古平戸の美 研究室

今村 豊寿斉

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福本源七

源七氏は三川内山に 生まれ、ひねり細工の 名人「今村良作氏」より 陶磁器彫塑を学ぶ。  「従良」と号を称し 明治二十三年、 松浦伯東京邸内御庭焼 を拝命す。 その後、諸国を歴遊し 陶製の「十六羅漢」・ 「五百羅漢」などを ・・・続きを読む


三川内山 大正ロマン

三川内の大正期を彩る 伝説の陶人・文化人   山本真瑞 きび国出身の書家 大正期に三川内に住み 三川内山の陶工師達と 交わりをなす   池田直之助 明治期の三川内山 ろくろ師。 当時の皇室献上品、 内 ・・・続きを読む


サンバラケの松

  三川内焼の陶租 「如猿」の父が手植えしたと伝わる この松は、三川内の霊木でしたが 昭和40年代に三川内焼が有田焼 として流通 すると 枯れてしましました。 約400年前、いにしえの思い今もなお燃えさかり…


釉薬(うわくすり)の秘密

  柞灰使用 三川内焼では、元来「柞灰」を釉薬の原料として使用して きましたが、昭和初期より「石灰釉」にとって代わります。 「柞灰釉薬の絵付け」と「石灰釉」による絵付けの写真 写真を見ただけでは、区別がつきませんが、光を ・・・続きを読む


平戸・三川内 「官窯」とは…

本年度(H・24)秋、10月6日より「九州陶磁器文化館」にて 日本の「官窯」の特別展が開催されます。我が平戸焼(三川内焼) も勿論展示されますが、日本の官窯「平戸焼」についてお話します。 三川内焼は、江戸時代に鍋島(有田 ・・・続きを読む


              「はまぜん」とは?

「はまぜん」とは肥前地区の窯業界で、本焼き焼成時(1300度)に焼き物の下に敷いて焼く丸い富士山の様な形をした窯道具の事(写真)です。 一度きりの使い捨てで、使用目的は「歪み防止」に用います。 磁器は、焼成で10%ほど収 ・・・続きを読む


              ひねり物

ひねり物とは、三川内で呼ばれる「小物彫刻・彫塑品」 です。卵殻手が海外で高く評価された同じころ、 「ひねり物」も多く輸出されました。 西洋のシンメトリーに成った造形物とは異なり、 「ユニーク」と評価されました。 現代、ギ ・・・続きを読む


              名工 池田安次郎 (いけだ あんじろう) に思う

三川内には400年の歴史に恥じない「名工」達が大勢います。 池田安次郎もその一人です。 卵殻手は、三川内での伝承によると「文化・文政」(1804~1829)の時代に形作られ天保年間(1830~1843)完成した。 と言わ ・・・続きを読む


              置上(浮き彫り)

置上技法(おきあげぎほう) 土を少しずつ筆先にのせ盛り上げて「レリーフ」を施した文様は、江戸中期(1680年頃)より三川内で完成された技法で「置上」(おきあげ)と呼ばれました。(土を置いて上げる技法から、そう呼ばれている ・・・続きを読む


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